私たちが住んでいる鹿角市は人口減少や少子高齢化など、様々な社会課題を抱えています。進学や就職で県外へ若い方が出ていくこともあり、地域の中学校では市内で「働く方々」にお話をお伺いするという特別な授業を実施しています。
その授業の、講師のご依頼をいただきました。ありがとうございます。今回は、福祉のしごとをはじめて3年から7年ぐらいのキャリアの職員で授業を担当させていただきました。今回は、十和田中学校さまの1年生から3年生、18名の生徒さんと【ライフ・スタディ〜「働く」ってどういうこと?〜】というテーマでお話をさせていただきました。
東京への人の流れで、「一極集中」などと言われておりますが、秋田県の鹿角市には働くばしょはありますが、進学先である大学や専門学校はありません。もしも、将来の夢や目標に必要な教育機関を選択する際は、どうしても一旦、故郷を離れることになります。私たちもそうであったように、いつ頃、働くということをイメージしていたか、また具体的な行動をいつ頃していたかなどをお話させていただきました。
また、私たちも感じた「他の地域に行ってみたい」「都会への憧れ」など、地元で働く今でも感じることかもしれませんが、学生の時に感じていた地元への印象などもお伝えさせていただきました。
「故郷を出ていっても、残っていても、戻ってきても、どのような状態であっても、どなたでも応援できるコミュニティ」の支え合い方なども、お話させていただきながら、私たち愛生会について、お話させていただきました。
私たちについての映像作品をみんなで見ながら「福祉のしごと」について、考えました。(https://vimeo.com/278861313)
福祉の日常を少しだけ体験していただいたり、介護が必要になった場合の暮らしなど、しごとの一部をご紹介させていただきました。
「働く」ということは、楽しいことも、大変なこともあります。その日常を、より良いものにするために、働く場所があり、仲間や関わってくださる方がいらっしゃいます。私たちの原体験と、今をお伝えすることで、みなさまにとって、何かの機会につながることを願っております。次は、ぜひ遊びにきてください!
ありがとうございました。
愛生会で働くことにご興味のある方はこちらから
【写真アップデート】H30.12.10
十和田中学校さまの先生からお写真を頂戴いたしましたので、アップさせていただきます。ありがとうございました。
(法人本部CCO 木村芳兼より、秋田県の課題と現状をお伝えさせていただきました)
(愛生会の情報発信について、ホームページリニューアルのご説明)
(鹿角で働きたい人は手を挙げてください〜〜〜)
(す、少ない・・・)
(衣類の着せ方、脱がせ方の体験をさせていただきました)
(車椅子にも乗っていただきました)