ケアホームおおゆデイサービスセンターでは、毎月おやつ作りの日があります。

今月は、月見団子を作りました。

ごはんをつぶす為に、立ち上がって体重をのせたり、手指を使ってぎゅっぎゅっ！

つぶしたら一口大サイズに、ころころと丸めます。リズミカルにどんどん丸めてくださいました。

「昔の人だば、みんな上手なんだぁ」「こうして、丸めだっけなぁ」

秋田の郷土料理の”だまこもち”に似ていたため、手さばきが皆さまお見事！でした！！

たこ焼き器を使って、表面に軽く焼き目をつけます。形が崩れないよう丁寧に転がしています。

ハチミツがたっぷり入った、きな粉ダレとごまダレをかけて、完成です！

ごはんが焼けた香ばしい香りに、もちっとした食感で、タレの甘さもちょうどいいと大好評でした。

「昔は、十五夜にはその家の長男が屋根さ上って、お月様に今年もありがとうと感謝したもんだ。女の人は上がるもんでない。長男がお礼した後にみんなでお供え物食べだおんだ。その時も団子作ったっけな。」

季節行事やおやつ作りを一緒に行う中で、地域の風習、いろいろな知識や経験を教えていただくことがあり、お話を聞くことが私たちの楽しみでもあります。感覚を思い出したり、役割をもっていただくことで、生きがいを感じていただけるよう心がけております。

ケアホームおおゆ　湯沢幸奈