※現在、保育士の求人募集はしておりませんが、仕事内容のお知らせの為に掲載しております。たくさんのご応募ありがとうございました。
わたしたちの「はじまり」は、小さな保育園からでした。
昭和58年、地域の保護者たちの運動から無認可「わかば保育園」を開いた時からはじまりました。昭和61年にわたしたちの活動を認めてくださり認可をいただいてからも、わかば保育園は愛生会の「はじまり」の場所として、以来35年、地域とともに歩み続けています。
平成11年には「鹿角市立大湯保育園」の受託運営、平成18年には指定管理、平成23年に法人認可をいただきまして、愛生会として「わかば保育園」「大湯保育園」を運営させていただいております。
(わかば保育園ホール)
(大湯保育園エントランス)
愛生会では、「保育園」でわたしたちと一緒に働いてくださる方を探し求めています。わたしたちのはじまりである「保育」への情熱、「こども」への愛、そして変化を受け入れることに「おおらかな」気持ちを持った方に特に関心がございます。
・ふつうに暮らすことを支えること
・生きる力を育む手助けをすること
・あたらしい福祉のあり方に挑戦すること
わたしたちの理念「人がそれぞれの花を咲かせるために」にご興味を持ってくださった方、愛生会で働く職員の「はじまり物語」もぜひお読みください。
※働いていただく上での条件は下部にございます
私は、愛生会の保育士として働いて18年目になります。「わかば保育園」で副主任をしています。
地元で生まれ育って、地域の保育園と学校(尾去沢保育園→尾去沢小学校→尾去沢中学校)に通い、当たり前のように地元の高校に進学しました。地域には無い「短大」こそ、盛岡に進学しましたが、短大卒業後は生まれ育ったところ、尾去沢で仕事をして、子育てをして、暮らしをするものだと思っていました。
それぐらい地元が好きだったのです。かといって特別な理由があるわけではなく、空気のようにそこにある(いる)のが当たり前だった様に当時は考えており、他の選択肢はなかった様に感じています。
はじめて地元から離れた盛岡は、都会で色々なものがあったけれど、一人暮らしをしたアパートと短大の往復ぐらいで遊びに行ったりはしませんでした。
それよりも休みがあれば一ヶ月に一度は地元の鹿角に帰ってきていました。
(夏を彩る「花輪祭の屋台行事・花輪ばやし」の駅前行事)
(愛生会のはじまり「わかば保育園」)
保育士になりたいと思ったのは、ものごころついた頃で正確には覚えていません。
記憶にあるのが、私が6歳の時に弟が生まれました。その弟が、とてつもなく可愛くて、愛しい存在だったこと、弟をお世話することがとても楽しくて嬉しかったことを鮮明に覚えています。今思えば、その原体験が保育士になりたいと思わせた様な気がします。
小学生だった私が思い浮かべた「保育士になりたい」という気持ちは、私の中でとても「大切な夢」に変わり、そのまま中学生になっても高校生になっても変わることはありませんでした。
地元で保育士になると決めていた私は、短大も近場(鹿角からは車で1時間程度)で学べるところを選んだのは自然なことだったように思います。
愛生会で働いたきっかけは、今もそうであってほしいのですが「保育士」として働くことを目指す方が多かった年の様で、卒業した年に鹿角市(当時市内の保育園の多くは鹿角市立であったが、現在は鹿角市が出資した公益財団法人鹿角市子ども未来事業団が運営している)の募集がなく、私が通っていた「尾去沢保育園」の募集もありませんでした。
それでも就職活動を続けている時に、本当に偶然なのですが愛生会で募集があったのです。私が生まれ育った尾去沢からは少し離れていて、鹿角でも北側「大湯」にはあまり行くこともなかったので少し不安でしたが、「わかば保育園」に電話をしたら大湯保育園に理事長が当時いらして、そのまま面接をしていただきました。
私がこだわったことは、地元で働けて私もそうであったように、その土地の保育士さんとして地域の宝である「子供の保育」に携われるかということでした。
幸運にも、採用していただけることになり勤続18年目となりました。
わかば保育園・大湯保育園では、斎藤公子先生が始めた「さくらさくらんぼ保育」に出会い、保育に取り入れています。それ以来、毎日子供たちと「リズム運動」をしています。
少しつらいことを挙げると、年齢を重ねるにつれて、もちろん体力に衰えを感じることです。毎日、こどもたちと本気で遊んで、食べて、寝るというシンプルな三原則なのですが、常に全力なのです。私が持っている「エネルギー」を最大限使う感じです。保育士になった時より、体力的につらいなと思い時もあります。
ただ、私は大人は子供たちにとっては憧れの存在というか「見本」であると思っています。ですので、それに応えるためについつい本気になっているんですけど、最近、疲れが出てくることと、疲れが抜けない日もあります。
ですので、勉強もしています。子供も大人も「日々違う」こともあるんですけど、成長を見逃さない様に「コミュニケーションの取り方」や「保育そのもの」についての探求や、身体のメンテナンス方法など、自分も成長させるためにも「学び」をストックしておきたいと思っています。
私は、とにかく子供といるだけで楽しいんです。どの年齢でも子供が「私幸せ」と表現する顔があるんです。その顔を期待するわけでもなく、偶然だったりするので、全力で「子供と関わる」ことを自分らしく続けていくことが「見本」につながると思っています。
それぞれの幸せな顔って、真剣な顔だったり、笑顔だったり、いろいろあるんですけど、その瞬間や成長をそばで見られるって、自分にとっても幸せな瞬間だと感じています。関わったり、寄り添った結果というか、そばにいれてよかったなと思ったりします。愛生会の理念は「人がそれぞれの花を咲かせるために」なのですが、あくまでも私は子供たちの支える立場であり「生きる力を育む手助け」することだと思っています。
私は保育士以外になりたい「しごと」の想像がつかないぐらい天職なのかなと思います。
強いて挙げるとすれば、パンが好きだからパン屋さんなら働きたいと思います。でも転職することは全く想像できないくらい、今の職場の居心地は良いです。保育士になって、2年目ぐらいで結婚して子供が生まれました。当時は臨時の保育士として勤務していたんです。でも、産休も育児休暇も取得することが出来て、復帰もスムーズでした。職場のサポートがありがたかったと思っています。
さらに、自分も成長できる環境(職場)だと思っています。本来は第一に子供(園児)が大切です。そして、親(お家のかた)、地域、のために保育というか福祉があると思いますが、働いている自分自身のためになっているのは、何よりもありがたく感じているところです。それと、ご飯(給食)が最高に美味しいのです。もしかしたら子供よりも楽しみにしているかもしれません。
(食べることは、生きること、美味しい給食は私のカラダも整えてくれます)
愛生会の保育士は「健康でいられる」仕事で職場環境なんだなと思っています。何度も言いますが、子供と全力で「遊んで」「食べて」「寝る」というシンプルな自然な保育ができることが、すごく幸せです。
たまにイライラすることもあります。それは自然なことだと思っています。けれどそんなことを忘れるくらい、それ以上の「感動を受け取れる職場」であり、「生きる場所」だと思っています。
(おとなはこどもにとっての見本であり憧れ。新体操の現役は20年前ですが、日々からだを使える仕事、子供達と全力で遊ぶために整えていることもあって未だに開脚できます)
【仕事内容】
・保育業務全般に従事していただきます
・乳幼児をお預かりし、保護者に代わって子育てを行っていただきます
・子どもの健康状態に気をつけながら、年齢や発育に合わせた遊びや活動、生活等の体験を通じて成長の援助 を行っていただきます
【求める経験やスキル】
・保育士免許があれば望ましい(保育士の資格取得を希望される方はできる限りバックアップさせていただきます)
【勤務場所】
わかば保育園(鹿角市十和田大湯字上ノ湯61−3)または 大湯保育園(鹿角市十和田大湯字下ノ湯51−13)
【職種】
・保育士
【雇用形態】
・正職員以外(産休代替え含む臨時職員)
【就業形態】
・フルタイム(パートタイムでの勤務も可能です)
【定年制・再雇用】
・一律60歳・再雇用65歳まで
【加入保険】
・雇用 労災 健康 厚生 /退職金共済加入
【雇用期間】
・雇用期間の定めあり/契約更新の可能性あり(条件あり)
【就業時間】
わかば保育園(交代制・7時〜19時 2ヶ月児から保育)・休憩60分
大湯保育園(交代制・7時15分〜18時45分 11ヶ月児から保育)・休憩60分
時間外 ・月平均3時間以上
【賃金】
・フルタイム 基本給・138,400円~148,000円 業務手当・5,536円~5,920円
143,936円~153,920円(基本給+業務手当)
賞与 あり(前年度実績 年2回・計1.00月分)
・パートタイム 時給・870円(月収見込 109,620円:月21日勤務の場合)〜900円
(資格・経験により異なります)・健康保険 厚生年金 賞与はありません
【休日】
日、祝、他(年末年始含む、当園の指定日) 年間休日101日
育児休業実績あり
【通勤手当】
・実費支給(上限あり 月22,000円まで)無料駐車場あり
【採用人数】
・若干名
【選考方法】
・面接をさせていただきます(写真が添付された履歴書をご持参ください)
採用に関するご相談や園の見学はいつでも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
https://www.aiseikai.or.jp/business/wakaba/(わかば保育園)
TEL 0186-37-4157(担当:亀沢)
https://www.aiseikai.or.jp/business/oyu/(大湯保育園)
TEL 0186-37-2011(担当:阿部)
MAIL info@aiseikai.or.jp