2020年07月20日
ケアホームおおゆ・職員紹介
私たちは「人がそれぞれの花を咲かせるために」の理念のもと、それぞれの働き方をしています。豊かな根っこを育み、ふつうに暮らすことを支える、職員のしごと、大切にしていること、想いを紹介します。
今回は特別養護老人ホームケアホームおおゆの木村さんを紹介します。
しごと内容は、食事介助やレクリエーション等さまざまな介護業務を行っています。木村さんは、いつも明るく歌がお上手です。制作活動ではいつも季節感を大事にした素敵な飾りつけを考え、利用者さまと一緒に作ってくださっています。
木村さんが声をかけると利用者さまはやわらかい表情を見せてくれます。
「会話をしていて、お返事があった時にやりがいを感じています。利用者さまに少しでも笑顔で過ごしてほしいので、積極的に声をかけるよう心がけています。思うように意思疎通ができない時に難しさを感じますが、日々見ているとなんとなくわかってくることもあります。最初は朝の挨拶や一言二言で終わっていた会話も、毎日声をかけることで次第に会話も続くようになりコミュニケーションにつながっていくのを実感しています。利用者さまの表情も明るくなっていく様子が伝わり、こちらも嬉しくなります。無理せず今できることの維持ができるよう、お手伝いさせていただきたいです。少しずつの積み重ねを大事にして、お役に立てればと思っています。」
この写真は食事の前の体操の様子です。歌をうたいながら、曲に合わせて腕の屈伸、手のグーパー運動などをしています。食事前にうたったり体操したりすることで、誤嚥防止効果が期待でき、食器を握る・持つなどの訓練にもなります。また、心身共にリラックスしてお食事を楽しんでいただけるようにとの思いもあります。
ごくふつうの日常ですが、私たちにとっては、その「ふつう」が与えてくれる達成感や喜びを大切にしています。
人に寄り添うことは、地域に寄り添うこと。木村さんは、今日もそれぞれの花を咲かせるために、新しい福祉のあり方にチャレンジし続けています。
ケアホームおおゆ・湯沢幸奈