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お知らせ

ノーリフティングケア Bio Lab

介護のしごとや私たちに興味を持ってくださる方へ

皆さまは、普段の生活や仕事などで「腰痛」に悩むことはありますか?

私たちは、介護や看護に従事するひとりひとりが、安全や健康上に不安なく働くことができ、介護や看護を受ける利用者さまが安全に、また快適に生活できる、ノーリフティングケアによる福祉・医療現場の実現を目指しています。

ノーリフティングケアとは、利用者さまを「持ち上げない」「抱え上げない」「引きずらない」をモットーにスライディングボードや介助リフトといった機器を上手に活用するケアのことです。

ノーリフティングケアはただ単に、介護機器の導入や機器の操作技術などの研修を繰り返し行っても、法人全体で取り組まなければ実現は難しいため、各拠点・事業所の職員が集い、「ノーリフティングケア Bio Lab」というチームを結成し、1か月に1回のミーティングや介助リフトの操作実践、研修報告会などを行っています。

(スライディングシートを使った実践の様子)

(ノーリフトケアコーディネーター養成講座に参加した担当職員)

ノーリフティングケアで得られる効果はいろいろあります。

【利用者さま】

・オムツの使用率が激減、下剤の使用率の減少、自排便の増加、骨折や脱臼、褥瘡などの減少

・認知面、コミュニケーション能力の改善

【職員】

・腰痛発症率の減少、腰痛保持者の悪化が減少、離職の減少と就職希望者の増加

・コミュニケーション能力の改善、意欲向上

利用者さま、職員、施設とたくさんのメリットがあることからノーリフティングケアは、三方よしと言われます。ノーリフティングケアBio Labでは、職員一人ひとりの考え方や業務への向き合い方、成果を高めるために意識変革を推進し、様々な問題点を見つけ出し、解決策を探し出す事から少しずつ徐々に行っていきたいと思います。

 

地域密着型特別養護老人ホームはなわあいの 介護福祉士 近藤元樹

ケアホームおおゆデイサービスセンター 機能訓練指導員 米澤渉