私たちは「人がそれぞれの花を咲かせるために」の理念のもと、それぞれの働き方をしています。豊かな根っこを育み、普通に暮らすことを支える、職員のしごと、大切にしていること、想いを紹介します。

今回はケアホームおおゆ多床棟の利用者さまを紹介します。
先日、ケアホ―ムおおゆの中庭でお花見をしました。満開のサクラや、花壇に咲くスイセンを眺めて「綺麗だなぁ」と皆さま談笑しながら楽しまれております。

あまり外に出ることのない、利用者さまも「もう少し外にいたいな」「ここさ来てよかった」と職員に話してくださいました。『ほんの些細だけど素敵なこと』を日常に取り入れる事で、少し暗かった表情が満面の笑みに変わる様子を見ると、とてもやりがいを感じ、同時に驚きや感動を与えて頂いています。

これはレクリエーションで風船バレーを行っている写真です。ごくふつうの日常ですが、私たちにとっては、その「ふつう」が与えてくれる達成感や慶びを大切にしています。

人に寄り添うことは、地域に寄り添うこと。今日もそれぞれの花を咲かせるために、新しい福祉の在り方にチャレンジし続けます。

加賀　千滉・ケアホームおおゆ多床棟